SM/S6 使用構築 7世代対面

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概要

7世代で最も対面性能が高いとされているミミッキュだが、それ故に多くのプレイヤーが最優先で対策をしており、特に序盤からミミッキュにアドバンテージを取られないような選出・立ち回りをしている。

相手のミミッキュ意識の選出をこちらの1枚目,2枚目までで消費・消耗させ「ラス1対面こちらミミッキュ」という形を作り、最後の対面でミミッキュに対面性能を発揮してもらう事を理想とした。そこで、サイクルを許さず強引に相手を処理する事の出来るメガゲンガーを2枚目に採用。2枚目ゲンガー3枚目ミミッキュという形から組み始めた。

 

個体解説

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カプ・テテフ/拘り眼鏡 臆病/サイコメイカ

151-/-125-158-136-149

サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/めざめるパワー炎

・H-B A156ミミッキュ/フェアリーZ耐え A233メガバシャ/フレドラ耐え

・S 意地ミミッキュ+1

「耐久に割く事で高火力と合わさり対面性能が高い事」「こちらのミミッキュに対しての駒である鋼タイプを引きずり出し強引に削り2枚目のゲンガーに繋ぐ事」から初手に置き展開する。

個体数の少ない陽気ゴーストZミミッキュ以外には有利であり、最低でも皮を剥ぐ事が出来る。サイコフィールドを展開出来る事は、7世代においてのゲンガーの課題である対ミミッキュにおいて非常に大きい。またゲンガーと共にミミッキュを呼びやすく、相手のミミッキュをゲームの前半に消耗させる事が出来る。

 

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ゲンガー/ナイト 臆病/呪われボディ

165-/-82-151-96-178 → 165-/-102-191-116-200

シャドーボール/滅びの歌/道連れ/トリックルーム

・H-B A156ミミッキュ/+2影うち耐え

構築の核  一貫性の高いシャドボ/滅びと擬似的な道連れ連打により、このポケモンまでで相手の2体を処理orミミッキュが上から叩ける状況を作る。相手の考慮外のトリルで自信満々に出てくる数多のマンダバシャギャラを葬った。S上昇技で道連れを透かされてもトリルで後ろのミミッキュが上から叩いて落とせる状況を作ることが出来れば、実質このポケモンで処理出来たと考える。

 

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ミミッキュ/フェアリーZ 意地っ張り/化けの皮

155-143-119-/-126-117

じゃれつく/シャドークロー/影うち/剣の舞

H-Bに割く事で打ち合える範囲を広げたミミッキュ

「最後に出てくるミミッキュが辛い」という所からこの構築はスタートした。

 

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ランドロス/気合の襷 意地っ張り/威嚇

165-216-110-/-100-143

地震/岩石封じ/大爆発/ステルスロック

初手にテテフを置けない時の先発要員。行動保証+ 高打点による削り、威嚇による耐久補助、S操作、起点回避、ステロ、選出画面での地面/電気の一貫切りと多くの役割を持つ。Sでは無くAに補正をかけたのは鋼タイプやミミッキュが呼ぶ物理受け(カバ等)への削りを重視した為。

 

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カビゴン/イアの実 意地っ張り/食いしん坊

254-144-117-/-142-51

恩返し/地震/鈍い/リサイクル

打ち合い性能・詰め性能の高さからミミッキュ以外の3枚目として採用。この構築はゲンガーへの依存度が高く殆どの対戦で選出したいが、選出画面で見えないスカーフ持ち(ランド/テテフ等)に怯えて選出出来ない事が無いように、強引に起点にして巻き返せる可能性のあるこのポケモンを3枚目として選出する。その他相手のラス1に鋼を残されそうな時にも選出する。

 

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バシャーモ/ナイト やんちゃ/加速

155-171-90-161-81-118 → 155-215-100-181-90-138

フレアドライブ/飛び膝蹴り/めざめるパワー氷/守る

テテフを出しにくいメタグロス、ゲンガーを出しにくい悪タイプに強い裏選出のメガ枠。選出率は控えめであったが選出圧力は強力で、表選出では全く苦にならないレヒレアシレーヌなどがほぼ必ず選出される為、構築に入っているだけで試合を有利に進められる事が多かった。

 

選出例

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f:id:hyahha666:20171030031541p:plainf:id:hyahha666:20170118181128p:plainf:id:hyahha666:20171030031548p:plainリザグロスなどテテフを初手に置けない時、対ミミッキュが不安

f:id:hyahha666:20171030031541p:plainf:id:hyahha666:20171110044952p:plainf:id:hyahha666:20171030031548p:plainステロを撒けばバシャーモで全抜き出来そうな場合

 

使用感/結果

基本は大きくアドバンテージを取りに行かず、1:1交換を取る事を意識していた。

机上でのやりたい事を押し付けるだけのPTなので受け出し、サイクル等は皆無でありストレスなく戦う事が出来た。理想選出(テテフゲンミミ)が迷いなく出来た時はコンセプト通りに試合が運ぶ事が多かったが、テテフを初手に置きづらい構築には流れを歪められた。

2ROMとも2000までは簡単に行けたが、環境把握・対応等に時間を割けていなかったのもあり微妙な追加修正が出来ずそこから伸び悩んだ。コンセプト自体はよく機能したが理想選出3体以外をもう少し調整し煮詰める必要があった。

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事実と解釈

  AとBの対面、A有利B不利という有利不利があるから行動が制限されるが、有利不利が無ければ行動する事すら出来ない。行動を決定する為に、実際の出来事を解釈し簡略化し図式化することで論理的と信じ有利不利を仮定しているに過ぎない。

 互が己の「解釈」でしかないものを「事実」であるとして議論の前提に据えると有意義なものにならないのではないかと考えます。

 

言いたい方向に上手く纏まらなかったし、ポケモンブログで書くような事でもない気がしたがTwitter等で行動批判やポケ勢の議論というものが話題になったので少し。

 

SM/S2使用構築

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概要

現在流行っているミミッキュを初手に繰り出す展開は、ミミッキュ行動保証/型の豊富さ/タイプによる対応範囲の広さにより、仕事をさせずに処理することが非常に難しく試合序盤にアドバンテージをとられてそのまま負けてしまうケースが多い。

そこで今回の構築はミミッキュの処理に重点を置いた最速グロウ地震ガルーラを採用する事からスタートした。

 

個体解説

f:id:hyahha666:20170321013055p:plainガルーラ/ナイト  陽気/肝っ玉

181-177-120-/-120-167

猫騙し/捨て身タックル/グロウパンチ/地震

・A+1地震  H131-B100 ミミッキュ(95.4%~112.2%) 乱数75%

構築の始点。ミミッキュを素グロウ+地震で起点にしながら処理する事が出来る。また猫捨て身グロウによりガルーラ本来の対面/崩し性能も維持しているので他のポケモンに出し負ける事も少ない。

 

f:id:hyahha666:20170118181128p:plainゲンガー/ナイト  臆病/呪われボディ

135-/-100-222-116-200

祟り目/ヘドロ爆弾/催眠術/身代わり

今回採用したガルーラがタイプ受け系統のPTに対して無力であるため、受け回し構築に対してはこちらを軸に選出する。ガルーラを選出しない事でミミッキュの処理が困難になるが、受け回し系統のPTはミミッキュの採用率が低いため問題ない。

技構成は崩し性能/誤魔化し性能の最も高い催眠祟り目。

  

f:id:hyahha666:20170321014110p:plainミミッキュ/フェアリーZ  陽気/化けの皮

131-142-100-/-125-162

戯れつく/呪い/身代わり/痛み分け

対面性能と崩し性能を両立した妖Z痛み分け型。

初手性能、崩し性能、対面ストッパー性能全てを備えた7世代のガルーラと言っても良い存在。相手のミミッキュにいかに仕事をさせずに、自分のミミッキュを通していくかが7世代対戦環境の肝になっていると考えている。

 

f:id:hyahha666:20170321014627p:plainゲッコウガ/気合の襷  無邪気/変幻自在

147-116-87-155-81-191

冷凍ビーム/水手裏剣/ダストシュート/岩石封じ

初手ガルーラが一方的に処理されかねないZコケコ/リザードン/ボーマンダ等が相手の初手に来そうな場合に選出。相手はゲッコウガに対して引く選択はあまりしてこない(相手視点では出来ないor必要がない場合が多い)ため襷+ダスト岩石で処理する。

 

f:id:hyahha666:20170321014932p:plainウルガモス/半分回復実  臆病/虫の知らせ

191-/-86-156-126-167

炎の舞/虫のさざめき/身代わり/蝶の舞

採用理由はナットレイへの圧力/打点。多少受けループにも対応できる駒。ほとんど選出しないので対面/崩し性能を両立しようと実験的な型・調整を採用してみたが微妙に色々数値が足りず中途半端に終わったので数値詳細は割愛。

 

f:id:hyahha666:20170321014336p:plainカバルドン/ゴツゴツメット  腕白/砂起こし

215-132-187-/-92-68

地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

ここまでのポケモンは電気一貫性が高くコケコに対する回答に乏しいため採用。重めのスカーフガブリアスメガバシャーモ、ガルーラミラーに対しての引き先物理受けとしても適任。欠伸ステロでウルガモスの起点を作り全抜きの勝ち筋も作ることが出来る。

 

選出例

f:id:hyahha666:20170321013055p:plainf:id:hyahha666:20170321014110p:plainf:id:hyahha666:20170321014627p:plain 対対面 コケコガルミミ中心の構築にはゲッコウガでは無くカバ

f:id:hyahha666:20170321014110p:plainf:id:hyahha666:20170321014932p:plainf:id:hyahha666:20170118181128p:plain 対受け回し



使用感/結果

シーズン終盤に耐久振りミミッキュが新たに出現し流行った為、コンセプトそのものが環境に合わなくなった。ガルーラ以外は特別革新的な型では無いので大きく伸びるわけでもなく終了。PTパワー自体は高いため2000帯をウロウロする事は出来たがそれ以上は伸びなかった。

仕様変更によるガルーラ自体の性能の低下も大きく感じた。ガルーラに対する見切りを早めにつけ、今後は別の軸を作っていけるよう取り組んでいきたい。